本所(ほんじょ)防災館(ぼうさいかん)に行ってきました。

学校の外に出かけて学習する授業があり、その授業を「フィールドトリップ」と言います。
今回は、留学生の2年生が錦糸(きんし)(ちょう)にある本所防災館で地震(じしん)や水害などについて学習しました。

今年は関東(かんとう)大震災(だいしんさい)から100年となる節目(ふしめ)の年で、東京では、いつ(おお)きな地震が来てもおかしくないといわれています。実際(じっさい)に地震が発生(はっせい)したら、どんな行動(こうどう)をしたらいいのか、また、どんな準備(じゅんび)をしたらいいのかを学びました。

はじめに関東大震災で起きたことの映画を()て、地震が発生したら次はどんなことが起きるのかを学び、自分の(いのち)(まも)る行動について考えるきっかけになりました。

その後はクラスに分かれて、防災(ぼうさい)体験(たいけん)ツアーに参加しました。体験ツアーの内容は、(けむり)体験、暴風雨(ぼうふうう)体験、都市型(としがた)水害(すいがい)体験、地震体験でした。

(けむり)体験(たいけん)

暴風雨(ぼうふうう)体験(たいけん)

(かさ)もさせないほど強い暴風雨の時はカッパを活用(かつよう)し、無理に外に出ないことを学びました。

●都市型水害体験

30センチ水に()かったドアを開けようとしますが、(まった)く動きません。
車だと、(すわ)ったままでドアを開けるので、立ってドアを開けるより(むずか)しいです。

20センチでも、浸水(しんすい)したドアを開けることは難しかったです。雨の日で水に()かりそうな場所に行くことをやめ、水に浸かった道路(どうろ)を無理に車で運転しないことを学びました。

●地震体験

震度(しんど)7の地震と実際に起きた大きな地震の揺れを体験できます。
頭を守るための「ダンゴムシのポーズ」で()れが()()くまでがんばりました。

今の私たちにできることは、防災グッズを準備し、避難(ひなん)経路(けいろ)確認(かくにん)するなど災害に(そな)えることが必要です。そして(たす)()うことの大切さを今回の授業で学ぶことができました。